ブログ絵本ピピのフルーツ島探険日記第960回
ピピのつばさ「魔法の国からやって来た花」7・・・・

1ページ絵本
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「魔法の国からやって来た花」7 そのまま廊下に出て行きました。ハンスが廊下に出ると すぐに魔法の国から遣って来た花の枝がシュルシュルと ハンスめがけて襲ってきました。しかし、ハンスは慌て ることなく襲ってきた枝をめがけて松明をつき付けまし た。すると、枝は松明の火を恐れてハンスから離れて行 きました。 ハンスは、松明をかかげながら廊下を進んでゆきまし た。ハンスの持つ松明が花の枝に近づくと枝はその都度 驚いたように慌てて後ずさりして廊下を逃げてゆきまし た。松明のおかげでハンスはなんなく玄関にたどり着く ことが出来ました。ハンスは、玄関の外に出ると昼間見 たのとは大違いな、あちらこちらに不気味な枝を伸ばし た花の姿に驚きました。「おお、これは・・・・あの花 が、こんな姿に変わるとはな!」 変わり果てた花の姿に驚いている間もなくハンスは、 鉢の根元にある肥料を取り出さなくてはなりません。 しかし、鉢の根元には花の枝が二重三重にも巻きついて いて肥料を守っていました。ハンスは、肥料を取り出す ために松明をそれらの枝に近づけました。枝は松明の炎 と熱を嫌い根元から逃れて行きました。 しかし、もう少しで花の枝で包まれた根元が見えると いうちょうどその時、残り少なく成っていた松明の炎が 消えてしまいました。「あっ、た、松明の火が・・・・」 ハンスは、がっくりと松明の先を見つめました。 つづく |


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