ブログ絵本ピピのフルーツ島探険日記

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zoom RSS ブログ絵本ピピのフルーツ島探険日記第916回

<<   作成日時 : 2009/07/07 11:38   >>

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「金魚の冒険27」

大きな魚は素早い動きで何匹もいるミミズたちに次々と襲
いかかっては大きな口を開けておいしそうに食べてゆきま
した。しかし、ミミズたちは大きな魚に対して逃げること
も戦うこともしませんでした。いいえ、手も足もないミミ・・・
仲間たち

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「金魚の冒険27」

金魚の冒険27





大きな魚は素早い動きで何匹もいるミミズたちに次々と襲

いかかっては大きな口を開けておいしそうに食べてゆきま

した。しかし、ミミズたちは大きな魚に対して逃げること

も戦うこともしませんでした。いいえ、手も足もないミミ

ズたちには出来なかったのです。


しかし、その中の一匹だけは少しちがっていました。すぅ

っと川の底にしずむと。フナと金魚の二人が隠れている岩

のそばまでやってきました。そしてミミズはフナと金魚に

こういったのです。「ぼくたちは、水に流されて故郷を遠

く離れてしまいました。故郷に帰りたくても鳥のように飛

んで帰ることは私たちには出来ないのです・・・。でも、

あなたたちは違います。川の中を自由に泳ぐことができる

のですから。ですから、あなたたちはお逃げなさい。これ

から、ぼくは大きな魚に食べられます。すると、その時に

大きな魚にすきができますから、そのすきのあいだに・・

・」フナがミミズの顔をみて言いました。「ミミズさん。

あなたも僕たちといっしょに逃げましょう。」しかし、ミ

ミズは首を横にふって言いました。「いいえ、私たちには

鳥のような翼も、魚のようなひれもありません。ですから、

どんなに故郷が恋しくても二度と帰ることはできないので

す。では、さようなら・・・。」そおいうと、ミミズはま

た水面にむかっていきました。


ミミズの姿を見つけた大きな魚は大きな口を開けてミミズ

におそいかかりました。フナと金魚はそのすきにミミズの

言ったとおりに岩のすき間からぬけだすと逃げ出しました。

振り返るとミミズの姿は大きな魚の大きな口の奥に消えて

いくところでした。


フナと金魚はミミズに「ありがとう。さようなら・・・」といいま

した。それからフナと金魚は前をむくと全力で泳ぎだしまし

た。二人は泳いで泳いで泳ぎました。夢中で泳ぐ二人の

目からは涙がぽろぽろと流れてとまりませんでした。


しばらくして二人はまた後ろを振り返りました。すると、

大きな魚が後を追いかけてきていて、もうすぐそばまでせ

まっていました。このままではもうすぐ追いつかれてしま

います。その時、フナが声をあげました。「あっ!」


つづく
















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リンゴさんの絵本の紹介厳選名作傑作絵本5



やねうらべやのおにんぎょうさん
やねうらべやのおにんぎょうさん



やねうらべやのおにんぎょうさん
柳生まち子

あるうちに ちいさな やねうらべやが ありました。
そのへやは、むかし つかっていたものや どうしても
すてることが できないものを なんでも おいておく
へやでした。そんな へやですから、めったに ひとも
あがってきません。おそうじもしないので へやじゅうに
うっすら ほこりが つもっています。そのへやに
おにんぎょうさんが ひとり いました。おにんぎょうさんは
ずいぶん むかしから ここに いました・・・



この絵本は、屋根裏部屋に置かれたお人形さんの物語だ。
お人形さんは、ずいぶんと長いこと屋根裏部屋に
居たので自分の名前やどうしてそこにいるのか
ということもすっかり忘れていた。しかし、そんなある日の事、
何処からか野ネズミのぼうやが現れて一人ぼっちだったお人形
さんと友達になった。それから何日かたった日のことだ、野ネズミ
の助けを求める声が聞こえた・・・。


忘れるということ。人間には記憶という機能の他に、忘れるという
便利な機能も備わっている。そういう意味では、この絵本の屋根裏
部屋のお人形さんも人間なのだと僕は思う。このお人形さんは、
屋根裏部屋に置かれる前には、人間の子供の友達がいたのだ。
その友達との暮らしは、お人形さんにとって幸せで楽しいものだった。
だが、やがて人間の子供は成長し、いつしかお人形さんは
子供にとって必要の無いものになってしまったのだ。
しかし、お人形さんには、なぜ自分が屋根裏部屋にしまわれたのか
が分からない。
暗く寂しい屋根裏部屋で、お人形さんが思い出すのは人間の子供との
楽しい暮らしのことばかり。しかし、屋根裏部屋に一人ぼっちで
置かれたお人形さんにとって、いつしか人間の子供との暮らしを
思い出すことは辛く寂しいことになっていったのだ。お人形さんは、
いつしか人間の子供のことを忘れることにした。ところが、ある日
お人形さんは窓の下から聞こえてくる子供の声に遠い昔の事を思い
出すのだ。その夜、お人形さんは、遥か昔に忘れてしまったはず
だった人間の子供のことを考えて涙をぽろぽろとこぼすのだ・・・。
この絵本は、お人形さんが主人公として描かれてはいるが、
まさに人間の物語りなのであると僕は思ったのだ。

確かに、「忘れる」という事は人を幸せにしてくれる一つの方法では
あると思う。だが、例えば戦争のように「決して忘れてはいけない」
という事も人にはたくさんあるのだ。僕の尊敬する、やなせたかし
先生の絵本が教えてくれる「愛」ということも絶対に忘れてはいけない
大切な事の一つであると僕は考えている。



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