ピピがフルーツ島を探険して発見したものを紹介しているのだ。
まるはなばちのレオン
まるはなばちのレオン
A.クリングス 作 奥本大三郎 訳
むかしむかし、すこしばかりふとっちょの、まるはなばちが
おりました。なまえはレオンといいました。やわらかいこけ
をしきつめた家にすんでいて、レオンはふゆじゅう、ここに
とじこもってくらしました。ようやく、はるがきました。
レオンは家の戸ぐちのところにじっとたって、はねをブンブン
いわせながら、あたたかい日光を、きもちよくあびていました・・・
まるはなばちのレオンは、にわの小さななかまたちシリーズ
の中の一冊だ。このシリーズでは、ミツバチや蚊、かたつむりや
ホタル、などの小さな生き物たちが可愛らしく擬人化され
デフォルメされて活躍している。この絵本の中で目立つ部分は
この擬人化とデフォルメではないかと思う。擬人化とは、人
以外のものに人と同じような人格を与えてやる事だ。そして、
デフォルメとは、本来そのものがもつものをより誇張して
表現する事だ。読者が絵本の世界の中にすんなりと入れるか
どうかは、この擬人化とデフォルメが上手く出来ているか
どうかも一つの重要な要素なのではないだろうかと思う。
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