ピピがフルーツ島を探険して発見したものを紹介しているのだ。
ムニャムニャゆきのバス
ムニャムニャゆきのバス
長新太
はるか かなたよりムニャムニャゆきのバスがやってくる。
「ベェーベェー」と、ブザーのおと。だれか おりるらしいよ。
海の さかなが おりてくる。山の池の さかなに ようじかしら。
「ベェーベェー」と、また ブザーのおと。「かたくるしい
あいさつは ぬきにして、では しつれい」と、三角定規が
おりてゆく。「べェーベェー」と、ブザーのおと。
ムニャムニャゆきのバスがやって来る。運転手もお客も
見えないけれど。「べェーベェー」とブザーの音と共に
バス停では、海の魚や三角定規やトマトにズボンなどなど
ちょっと変ったお客たちが降りてゆく。バスは曲がりくねった
道を走り、でこぼこ道では足をだし、ムニヤムニャめざして
走ります。
長新太の絵本を読むたびに思う事がある。「すごいな、こんな絵
描けないなぁ」「それにこんな色使いも出来ないよ」「もしかして
ヤケクソで描いている?」「何かの本で読んだけど絵本作家になって
何十年も経ってからデッサンを勉強したら絵がきっと上手くなるから
いっしょにやらないかと誘われて困ったらしい。」などという事を
考えさせる長新太は、僕は超新太だと思うのだ。
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